通夜で慌てないために準備すること

通夜で準備すること

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臨終を迎えると、その瞬間から遺族は慌ただしくなります。まずは通夜に向けて準備をしなければなりません。といっても、通夜・葬儀、喪主など人生で当事者になるのは、そうそうあるものではありません。故人とのお別れに悲しむのは分かりますが、お見送りを滞りなくするために、通夜までに準備すべきことをまとめてみました

状況によってはご臨終のその日の通夜も想定

突然のお別れのケースなど、全く準備も予期もしていない場合も数多くあります。さらに、臨終したその日の通夜も想定されます。そのためにも、通夜に向けた対応が非常に重要になります。

まずは葬儀社の選定です。病院からすすめられる葬儀社は、必ずしも優れているとは限りません。一般的に全国的展開している葬儀社は、ネットワークがありますので、ピンポイントでの通夜にも対応できるケースが多いです。

【通夜までに準備すること】

  • ・喪主を決める
  • ・通夜の形式を決める(一般葬か家族葬かなど)
  • ・通夜の形式が決まったら、それに応じた対象者に告知をする
  • ・通夜の手伝いを親戚や知人らに依頼する

遺族でするべきことは、葬儀社の選定と上記の4つになります。これらは、故人や遺族しか把握していないため、葬儀社で行うことができません。遺影や供花、料理、会場設営などは、葬儀社主導ですすめていけば大丈夫です。葬儀社の提案に料理の種類や数など、遺族で修正していく形になります。

喪主は一般的に故人の配偶者が務めます。ただし、配偶者が高齢の場合や病気などでは、血縁関係を重視して決める傾向があります。故人から見た喪主になる順位は次の通りです。

  • 1.長男をはじめ、直系の男子
  • 2.長女をはじめ、直系の女子
  • 3.両親
  • 4.兄弟姉妹

通夜を営むために日程の確認も大事な要素

通夜・葬儀は、いつでも執り行うことができます。ただし、慣習として避けられている日が存在します。それが「友引」と呼ばれる六曜の一つです。文字通り友を引くという意味合いにとられ、全国の葬儀場や斎場が休みになるケースもあります。

「友引」は6日に1度のペースできますので、通夜・葬儀を2日間で営めば、かなりの高確率でめぐってきます。婚礼では最近、料金が安くなる「仏滅」に挙式するケースが増えてきましたが、「友引」に通夜・葬儀をするケースはほとんどありません。

「友引」以外にも盆や年末年始に重なってしまうケースもあります。さらに、通夜・葬儀が重なって斎場や葬儀場などが取れない場合もあります。このため、臨終を迎えたら、複数の葬儀社をリストアップして準備しておけば、斎場や葬儀場を押さえる確率が高まります。

通夜の形式や状況によって、通夜の日程を臨機応変にすることもあります。家族葬で親族が近隣に集中していれば、臨終のその日に通夜を営むこともできます。故人が会社勤めをしていたのなら、喪主が会社の意向を聞いて日程を調整する場合もあります。

まとめ

臨終後、通夜までの間は喪主や遺族が非常に多忙になります。瞬時に判断して葬儀社に指示を出すケースもあります。大切なのは喪主や遺族で決めること、葬儀社にある程度任せておくことをしっかり分別することです。全ての段取りを喪主や遺族で行う必要はありません。

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