喪中はがきの書き方

喪中はがきの書き方

喪中はがきの書き方 画像
スポンサードリンク

家族や親族が無くなった時に、喪に服すために喪中はがきを出します。 この喪中はがきを準備する際に、送る相手や送る時期など悩む人も多いはずです。 喪中はがきの書き方など、喪中はがきのマナーを詳しく解説していきます。 いざ準備する時に困らないよう覚えておきましょう。

喪中はがきとは

喪中はがきとは、家族など身内に不幸があった際に、喪中として慶事を避けることを世間に知らせるはがきです。 このはがきが届くことで、年賀状を出さないことを親戚や知人などに理解してもらえます。 喪中は、身内の不幸に対して家族が悲しみ慶事には関わらないという期間です。

喪中はがきを送る相手は?

喪中はがきは、年賀状を出せないことを知らせるために、一般的には年賀状をやり取りしている相手全てに送ります。 そのため故人とは関係がなくても、故人の親族と年賀状のやり取りがある人にも出されます。 夫婦連盟で年賀状をやり取りしている場合は、喪中はがきも連盟で記載します。 ただし、身内や親戚などは不幸を既に知っているので喪中はがきを出す必要はありません。

喪中の範囲は親族のどこまで?

一般的に喪中の範囲は、故人からみた2親等以内となります。 配偶者や1親等の両親や子供はもちろん、2親等の祖父母や孫、兄弟姉妹が該当します。 ただし、本人が疎遠で喪に服しなくてもいいという考えの場合は、喪中になりません。 また遠方に住んでいる2親等者の場合は、本人の知人や友人にのみ喪中はがきを出します。 この場合、服喪期間が90日間なので、過ぎると喪が明けたと考えて年賀状を出しても問題ありません。 一方、3親等の曾祖父母や曾孫などは喪中はがきを出すことはありません。 ただし、同居していた場合や親交度合いによっては出す場合もあります。 つまり一般的には2親等の親族が喪中はがきを出しますが、本人の気持ち次第の部分もあるのです。

喪中はがきを送る時期

喪中はがきは年賀状を出さないことを知らせるはがきです。 そのため、年賀状を出す前の時期に喪中はがきを出すようにしましょう。 早ければ12月初旬から年賀状を出す人もいるので、遅くても12月初旬までに出すようにしましょう。 ただし、11月や12月に不幸があった場合は、すぐに喪中はがきを準備できません。 その場合、松の内が明ける1月7日以降~立春全日の2月3日までに寒中見舞いとして送るようにします。 また、配偶者や1親等の場合は1年間が喪中とされます。 2親等になると半年程度が喪中とされるため、喪中期間もはがきを出すか出さないかに反映されてきます。 もちろん故人との親等に関わらず、近い関係であり喪に服したいと考えている場合は喪中としても問題ありません。

喪中はがきの書き方と文例

喪中はがきのデザインは特に決まりが無いため、はがきを購入して自由に作成することができます。 背景やデザインは自由にできますが、あくまで喪中はがきですので節度が必要です。 インターネットなどで簡単に注文もできるので、自分で用意することが難しい場合は利用すると良いでしょう。

誰の喪に服しているのかという部分が分かりやすければ内容としては問題ありません。 内容も大半が同じようなものにはなります。 また、喪中はがきに使用する切手は、弔事用の切手があります。 郵便局で購入できるので、使用しましょう。 最近では普通切手を代用している人も多いので、時間がない場合などは普通切手でも問題ありません。

喪中はがきの文例

喪中はがきに書かれる内容は、ある程度決まりがあります。 書かれる内容は、挨拶文と喪中である説明、結びの挨拶とシンプルなものです。

出だしに「喪中につき年始年末のご挨拶をご遠慮申し上げます」といった内容を書きます。 続いて、故人がいつ何歳で亡くなったのかという内容を記載します。 この時に、個人の年齢は数え年で「享年〇歳」と記載します。 最近では満年齢で記載する人も増えてきていますが、宗派によっては享年の数え方を数え年に決めている場合もあるので確認が必要です。

次に、結びの挨拶も決まったものが多いのですが、生前のお礼や挨拶を含めたものとなります。 近況報告などは書かずに、喪中であることのみを記載します。 「永年にわたるご厚情に心から御礼申し上げますと共に、明年も変わらぬご厚誼を賜りますよう謹んでお願い申し上げます。」

この一文で生前お礼とともに挨拶を含むことができます。 最後に自信の住所や名前を記載しますが、夫婦であれば連名で出しても問題ありません。

葬儀のマナー 関連記事

焼香の知識

焼香の知識 画像

焼香は、通夜や葬式、また法事などでは必要な儀式となります。だからこそ、正しい焼香の方法や回数などを知っておく必要があります。周りに合わせて焼香をすれば大丈夫と考えているかもしれませんが、いざ自分が一番手に焼香をするとなると困ってしまうでしょう。焼香の知識の詳細

弔問のタイミング

弔問のタイミング 画像

友人や知人などの訃報を聞いたあと、遺族の自宅などに訪問することがあると思います。このことを弔問と言います。いざ弔問する時に、マナーや弔問の流れなどを知らずに困惑する人も多いかもしれません。急な弔問にも失礼なく対応できるよう、弔問についてはある程度知っておく必要があります。弔問のタイミングの詳細

喪中はがきの書き方

喪中はがきの書き方 画像

家族や親族が無くなった時に、喪に服すために喪中はがきを出します。この喪中はがきを準備する際に、送る相手や送る時期など悩む人も多いはずです。喪中はがきの書き方など、喪中はがきのマナーを詳しく解説していきます。喪中はがきの書き方の詳細

友引にを葬儀しない理由

友引にを葬儀しない理由 画像

「葬式の日取りは友引を避けた方がいい」という言葉を耳にしたことはありませんか?火葬場も友引の日には休業していることも多くなっています。当たり前の知識として考える人多いかもしれませんが、実際に友引の意味などを知らない人も多いでしょう。なぜ通夜や葬儀を友引に避けるのか、葬儀の日程を決めるポイントなどを解説していきます。友引にを葬儀しない理由の詳細

葬儀プラン

葬儀プランのご案内

家族葬プラン

家族葬プラン 画像

「家族葬」という新しい葬儀のスタイルが定着しつつあります。今までの葬儀と言えば、家族やその親族、さらには住居周辺の近所の人なども参列する大がかりなものが多かったのですが、それが家族など濃い近親者のみで葬儀を行う家族葬が当たり前のようになってきています。では、そもそも家族葬とはどのように段取りをして進めるものでしょうか。家族葬のポイントを交えて、その流れをご紹介します。家族葬プランの詳細

直葬プラン

直葬プラン 画像

葬儀のあり方がどんどん変わっています。昔のように近所の人や会社の関係者などが多数参列するスタイルではなく、家族や濃い親族だけでゆったりと故人を送る「家族葬」などの、新しい葬儀のスタイルが生まれてきています。そんな葬儀のスタイルを覆す新たなスタイルとして、「直葬」が登場しています。最近登場した直葬のあり方や流れについて、詳しくご紹介します。直葬プランの詳細

樹木葬プラン

樹木葬プラン 画像

団塊世代と呼ばれる昭和20年から昭和25年までの出生者が平均寿命に達するころ、日本国内では一番死亡者が増える頃とされています。そのため、お墓を確保することが出来ない「お墓難民」と呼ばれるような人も増えると予測されています。2018年になった今では、一般的に墓石を設置するお墓ではなく、その後の管理が簡素にできるような新たな埋葬の方法も登場するようになってきました。そんな新たな埋葬の方法として脚光を浴びている「樹木葬」について、今回はご紹介することにいたします。樹木葬プランの詳細

海洋葬プラン

海洋葬プラン 画像

お墓への納骨にこだわらない、新しい供養のスタイルがどんどん登場しています。例えば、墓石の代わりに樹木をモニュメントとする樹木葬や、遺骨を炭化させてダイヤモンドを生成するダイヤモンド葬、そして今回ご紹介する「海洋葬」などがあります。お墓への納骨と比べて安価であることはもちろんですが、海が好きだった故人の意思を反映させることもできることで、最近利用者が増えています。海洋葬プランの詳細

選べるご葬儀スタイル

↑ PAGE TOP