家族葬の範囲

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お葬式を家族葬で執り行うと決めたら、どのくらいの範囲までお知らせして参列してもらうかを考えなければなりません。不義理をしたくないと思うのが人情ですが、初めから姿勢を明確にし、きちんと線を引くことが必要です。どのように考えていくのがより良いのか、お話していきます。

どこまでの親族まで呼ぶか?決まりはあるのか?
家族葬において、どこまでの範囲までお知らせするのか悩むところですが、実は明確な決まりはありません。家族のみ、家族と親族、また故人と親しかった友人知人を加える場合もあります。つまり故人を中心に考えて、広く対外的ではなく、かつ故人本人をよく知る人によって執り行われるものが「家族葬である」といえるでしょう。故人の口から頻繁にお名前が出ていた親しい方、たとえば一緒に旅行へ行ったりお互いの家を行き来したりして親しくお付き合いしていた方などへはお知らせしてもいいかもしれません。ただ、たとえ自分の親であっても、本当はどのような人々と親交があったのかよく分からないのが実情です。そのため、故人が生前に自分のお葬式に誰を呼んでほしいという希望を残してあること、そしてそれに従うことが最も理想的ではあります。そして「家族」についての考え方ですが、通常「家族」というのは本人と配偶者と子どもという単位で考えられますが、本人から見ると、自分の親や兄弟姉妹も家族です。つまり本人の子ども時代の家族と、大人になってからの家族の両方を考える必要があります。故人の子どもが喪主となった場合、故人の兄弟姉妹は喪主にとって叔父(伯父)や叔母(伯母)であり親族といえますが、故人にとっては家族であると考えるのが無難でしょう。

参列の人数はどう決めるか?
参列の人数は、どの範囲にまで参列をお願いするかによっておのずから変わってきますが、この点についても明確な決まりはありません。たとえば故人の配偶者一人、あるいはそこに子ども夫婦を加えた三人の場合もあれば、子ども夫婦の子ども(故人の孫)を加えることもありますし、孫に新たな家族ができていれば、その人たちも一緒に参列することもあるでしょう。ごく近い家族だけと言ってもそのような場合では十人前後になりそうです。また、前述したように故人の兄弟姉妹を範囲に加えると、二十人から三十人になっても不思議ではありませんし、友人知人も含めて五十人前後になることもあります。家族葬として参列者が少ない分には問題はありませんが、おおよそ五十人を目途にし、それ以上増えるようであれば、むしろ広く対外的な一般葬を選択することも視野に入れましょう。

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